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大みそかの紅白歌合戦、初詣などの外出をしない家庭では毎年見るのが恒例で、高視聴率で当然だった番組。
しかし、このところ視聴率は低迷の一途を辿り、昨年は第2部が42.9%と7年ぶりに上がり、明るい兆しが見えたかと思いきや、数字上は歴代ワースト2位と最悪の結果に終わった。
「ゲンダイ」によると、昨年初めて実施した選考基準アンケート「スキウタ」は、どうやら組織票が動いていたらしく、今年は廃止が決定したという。
また、出場歌手も60組から減らすということを発表した。
「歌の余韻を大切にしたい」など、“歌と司会の過密プログラム”が原因であるとのコメントが出ているが、本当の所はどうなのだろうか。
「今回の“リストラ”は間違いなくカネの問題です。NHKは相次ぐ不祥事で受信料が激減し、紅白といえども台所事情は苦しくなっている。歌手やダンサーへの出演料はそれほどでもないが、準備期間が8月からと長く、スタッフ確保やリハーサル、ステージのセットなどに膨大なカネがかかるんです(芸能評論家・肥留間正明氏)」
(ゲンダイ)
歌手は1割ほど削減されることになりそうだとのこと。
このリストラで、トータル億単位のコストがカットされるという。
しかしながら、衣装などにお金のかかる大御所を切るわけにはいかず、どうしてもポップス系や話題曲を切らざるを得ないことからも、ますます視聴率低下が進んでいくのではないだろうか。
そもそも、こういった事態になったことが、不祥事続きだったNHKへの視聴者の答えなのだから今後は経営体制改善に努めなければ根本的な解決は出来ないだろう。
しかし、いまだに使い込みなどが後を絶たない現状を見ると、これが民放と国営の危機感の違いなのかと思わざるおえない。
ともあれ、若手出演者が減れば、若い層の視聴者が離れていくことは明白なのだから、HNKの経営陣は今年の紅白の数字について、いまから腹をくくっておく必要がありそうだ。