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5月19日、エイベックスが06年3月期決算を発表した。
過去最高となる連結で897億円の売上高を記録するなど好調だったが、はからずも、開示された決算資料の中で、一時同社の売上の4割をたたき出したとも言われた、女王・浜崎あゆみ(27)があまり必要でない存在になったことが判明した。
「決算資料の中で、売上高に貢献したアーティストをジャンルごとに発表したのですが、 シングル部門ではEXILEがダントツで、浜崎は3位。
アルバム部門でも倖田來未のベスト盤2種類が1、2位をぶっちぎりで独占し、浜崎は3位に甘んじました。
DVDでは1位倖田、2位大塚愛、3位安室奈美恵で浜崎は3位 にさえ入っていない「落日」ぶりだったのです」
(全国紙経済担当記者)
音楽ライターが言う。
「エイベックスは、浜崎の「凋落」をひた隠しにしていたようですが、投資家向けにはウソはつけません。
今回の決算発表で、明確に数値となって、浜崎の「没落」が明らかになってしまったのです。
多くの部門で倖田や大塚に圧倒され、抜かれているのですから、27歳の浜崎はすでに過去の人になりつつあると言っていいでしょう」
こうした中、同社を支える株主や投資家からはすでに「浜崎不用論」まで噴出し始 めているというのだ。
「やたら高額な金を使って無駄なプロモーションビデオを作ったり、犬にまでスタッフを つけるなど、とにかく経費を使いまくる浜崎は、経営的には無駄な存在ですよ。
数々 の盗作疑惑もほぼ確定していますし、早く引退させた方がいい。
実は同社のMAX松 浦こと松浦勝人社長も決算発表の際『特定のアーティストに偏らなくなってきた』と述べ、「浜崎不用論」をにおわす発言もしているのですよ」
(同社株主)
と、浜崎にしてみれば、死刑執行のようなことが実しやかに囁かれている。
確かに最近の浜崎は、全盛期から比べると『勢いが落ちた』という感は否めないと思う。
しかし、落ち目の浜崎と、勢いに乗っている倖田來未を比べるのはあまりにも時限が低い話のような気がする。
個人的な感覚として、浜崎と比べる対象になるのは安室と宇多田ぐあたりが妥当なのではないだろうか?
倖田自体は『あみ』時代の鈴木亜美レベルにしか見えず、『歌姫』といわれても今一真実味に欠けた感じがするのだ。
全盛期の浜崎と今の倖田を比べれば、その差は歴然だろう。
しかし浜崎の『経費食い』はエイベックスにとってお荷物でしかないのは紛れもない事実だ。
海外ではマライア・キャリーが、同じようにプロモーションに経費がかかりすぎる、という理由でレコード会社との契約を切られたこともある。
浜崎が同じ憂き目にあったとしても疑問はない。
彼女のエイベックスへの貢献度を考えれば直ぐにクビ、ということはまずないと思うが、自分の置かれた立場を的確に捉えるというのも、長く生き残っていく上では必要だ。
また、CDやDVDの売り上げ意外では、
同社の収益に貢献している携帯電話の「着うた」部門でも、4位の浜崎は3位の大塚に30万ダウンロード以上の大差をつけられている。
動画の「着ムービー」部門では2、4、5位を倖田が独占し、浜崎は5位までに入っていないという。
以前の輝きを取り戻すことは難しいと思うが、浜崎にこのまま終わって欲しくないと思うのは、わたしだけではないはずだ。