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大ヒット映画の続編「NANA2」(監督大谷健太郎、12月9日公開)の製作報告会見が3日、東京・調布の日活撮影所で行われ、同作が完結編となることが発表された。原作漫画は現在も続いているため、結末は映画版オリジナル。
前作の宮崎あおい(20)に代わり、主演の1人を演じる市川由衣(20)は「一生懸命もがきながら、成長していくハチの姿を見せたい」と気合を見せた。
累計3650万部(9月現在)を誇る人気コミックが原作。映画は興収40億円を記録し、主題歌もヒットと05年に一大現象を巻き起こした「NANA」。
製作サイドは、第1作の段階からシリーズ化を視野に入れていただけに、突然の“完結”発表には、取材陣から「なぜ?」の声が漏れた。
「NANA2」では、原作の6巻から12巻の途中までが描かれる。
単行本は現在16巻まで刊行され、連載も継続中だが、濱名一哉エグゼクティブプロデューサーは「半年の時間の流れを2、3年かけて描く原作と、実像が変わっていく俳優との間にギャップが出てくる。年に1本ずつ作っても演じる側にとっては厳しくなっていく」と理由を説明する。
昨年9月の製作発表当初は、出演者も続投する予定だったが、スケジュール調整などが難航し、宮崎らの交代、撮影時期の変更を余儀なくされた。
今後シリーズを続けるにしても、キャストの確保が保証できず、これ以上の変更もできないという判断も、完結させる一因となったようだ。
「当たったらパート3、4を作るという思わせぶりより、映画NANAは2で締めくくるスタッフ、キャストの覚悟を伝えたかった」という濱名氏。
そのため結末は映画オリジナルになるそうで「完結編にふさわしいエンディング。すべてのファンに納得してもらえるはず」と自信を見せた。
製作報告会見では市川、姜暢雄(27)、本郷奏多(15)の新キャスト3人をお披露目。
市川は「私自身、恋愛すると喜怒哀楽が激しくなるので、これを生かしていきたい」とにっこり。
ダブル主演の中島美嘉(23)は「(市川は)本当にかわいいので、楽しみながらやっています」と新たなパートナーに満足げだった。
出演陣の大幅変更などの問題が山積みだったNANAだが、2で終わりにして正解ではないだろうか。
もしも宮崎が降板しなければ続編もあったかもしれないが、大河が決まった宮崎にとって、中島のおまけのような扱いのNANAは、出演してもなんのメリットもないだろう。
少々関係ない話だが、個人的に最近の中島美嘉は(ビジュアル的に)やりすぎな感じがするのだが、あれはあれであっているんだろうか…
楠本まきの世界というか、なんというか…