日テレ系の注目ドラマ「14才の母」が11日からスタートした。

ドラマ「女王の教室」の神田和美役で大ブレークした志田未来(13)。

今回、都内の私立中学２年生の主人公・未希役で主演する彼女は「まだ私は中学生になったばかり。

自分が妊娠するなんて考えたこともないです」と豊富を語った。

日本テレビは「批判は覚悟。命の大切さを問題提起したい」と意気込んでいたがネット上での感想は「正直、期待はずれ」との声が圧倒的に多いようだ。

中学2年生で14歳の少女が、妊娠してしまい、周囲の猛反対の中で出産を決意するという壮絶な題材だけに、
「もう少し丁寧な脚本じゃないと視聴者には伝わらない」と不満も。

（以下ネタバレ）

ゲームセンターでデートをしていた二人が、いきなりチンピラに絡まれたり、その後なぜかロッジのような場所（あれはどうやら公園の中の施設らしい）で抱き合ったり、お金がなくて妊娠検査薬を万引きしたりと、不明な展開が目に付く。

最近はドラマ不況と言ってもいい状況だが、昔よりも視聴者がテレビを見ない、という理由以外にも内容や質の低下も著しいのではないだろうか。

私が毎週楽しみにしているドラマ、というのは白い巨塔以来ないのだが、ああいう脚本や演出に余念なく作られているものはやはり面白い。
もしも、そこまでに至らないのなら、重たいテーマではなくコメディアスなもののほうが良いんじゃないかな。
今クールだと『のだめ』とか、次のクールだと『花より男子』とか。