[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
一番多かったのは「20歳まで」という意見。
僅差で2位の「18歳まで」を含めて、アイドルデビューは10代のうちに、という意見がほとんどを占める。
しかし『月刊デ・ビュー』が過去半年間掲載した、アイドル系募集情報の応募資格の統計では、「20歳まで」という募集情報が45%、「25歳まで」という情報が25%を占めている。つまり「20~25歳」にも応募のチャンスは多数残されているのだ。
グラビアアイドルのジャンルにおいては、ほしのあきに象徴されるように“ブレイク"の年齢が上昇してきている。
ほしのがグラビアアイドルに本格的に転身したのは23歳の時。
井上和香は20歳を過ぎてから自分で事務所に書類を送っているし、工藤里紗が事務所に所属した年齢は21歳だ。
こうしたグラビアアイドルたちが活躍することにより、アイドルデビューの限界年齢の意識も変わっていくのではないだろうか。
そのほかのジャンルにも目を向けてみよう。先のアイドルと比較して、モデルの限界年齢は高めだ。
「25歳まで」が1位、「30歳まで」が2位なのは、蛯原友里、押切もえら人気モデルたちがその中間の年齢に位置するからだろう。
ファッション誌は様々な年齢層を対象にしたものが存在するため、比較的高くなったものと思われる。
どのジャンルにおいても、「遅咲き」で成功する芸能人は存在する。
近年は、遅咲きのタレントがシーンを牽引しているといってもいいくらいだ。
その背景には、数年前に起こった女子高生ブームが端を発しているにではないかと、思う。
あの当時、女子高生だった世代が丁度、20代後半に差し掛かろうか...というところなのだ。
若いころに意味もなくチヤホヤされ自我が肥大化した世代が、自分たちよりも若い世代ではなく同年代や少し上の世代を支持していることが大きな原因ではないかと思える。
その世代の強みは、十代と違い商益に結びつくということに尽きるだろう。
今後、こういった傾向が加速するのは考え物だが、もともと欧米に比べて若さこそ全てという傾向がある日本だけに多少ならいいのかも知れない。